架空鉄道 北九州電鉄データサイト
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北九州マイタウンバス

歴史

将来的なバス路線の維持は困難になるだろうという危機感を持っていた北九州市内バス事業者2者が2000(平成12)年8月「北九州バス路線再編協議会」を発足させた。 協議会はその後公共交通全体を議論する場となり「北九州公共交通再編協議会」へと発展。2003(平成15)年1月「北九州総合交通基本計画」を発表した。 当初の目的であるバス路線の再編はその計画の一部に含まれ「北九州マイタウンバス」の愛称がつけられた。計画の中で路線再編の実施日は2003(平成15)年8月3日と決められた。 早すぎるようにも思えるが再編計画の大枠は2002(平成14)年前半にはすでに決定しており、監督省庁との話し合いは水面下で進んでいた。 すでにこの時乗合バスの自由化は進められており路線の設置などは比較的容易になっていたが、 計画が大規模なこと、一部では路線の縮小ともとれることから国土交通省九州運輸局との作業は難航を極めた。 しかし、「都市におけるバス路線再編のモデルケースになる。」との言葉で理解を得ることができ、最終的には予定通り再編の実施が可能となった。

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ロゴ

北九州マイタウンバス ロゴ

ロゴはひまわりをモチーフに取り入れた。北九州電鉄(きたでんタウンアクセス)と北九州市交通局の北九州市内を走る路線バスに貼り付けられているほか、停留所などにも掲示されている。

路線

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幹線とフィーダー路線

路線再編にあたって地域内路線のフィーダー路線と地域間路線の幹線に分ける「ハブ・アンド・スポーク方式」を採用した。 これらのバスは乗り継ぎ拠点の乗り換えセンターで接続が行われる。幹線は概ね5~15分間隔の運行で待たずに乗れる交通機関を体現している。 フィーダー路線の運行間隔は路線により異なるが、交通センターでの幹線との乗り継ぎに配慮したダイヤとなっている。

また北九州市内のバスの大きな特徴である都市高経由の路線は、計画において中距離かつ鉄道の補完の役割が与えられ、鉄道では直接結ばれていなかったり、大回りしたりしなければいけないような交通センター間を結ぶように路線が再編された。 運行頻度も概ね30~60分間隔となり大幅に向上した。

鉄道との接続

鉄道との接続は目的に応じた使い分けを目指す計画にとって肝となるもので、主に交通センターにおいてその目的が果たされているが、それ以外でも従来接続が十分に保たれていなかった場所の改善が図られている。 若松駅や槻田駅は駅前から離れたところに停留所があったが、前者はロータリーへの乗り入れ、後者は取り付け道路への停留所新設を行った。 また小倉駅は路線によってバスセンターを経由するものとそうでないものがあったが、いずれの路線もバスセンターを経由することになった。

行先番号

北九州マイタウンバスでは行先番号と案内しているが実際には系統番号の性質が大きい。 幹線は行先番号が0から始まる01~09の2桁の数字、フィーダー路線は交通センターを表す記号(英字1文字)と数字1~3桁で表される。